洋画な日常

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『コマンドー』感想・紹介・レビュー【完全無欠のソルジャー】

コマンドー

コマンドー (吹替版)

 

1985年に公開されたアメリカ合衆国のアクション映画。
監督をマーク・L・レスター、脚本をスティーヴン・E・デ・スーザが務めた。

出演
  • アーノルド・シュワルツェネッガー
  • レイ・ドーン・チョン
  • アリッサ・ミラノ
  • ジェームス・オルソン
  • ダン・ヘダヤ
  • ヴァーノン・ウェルズ

 

前年1984年に『ターミネーター』で悪役だったアーノルド・シュワルツェネッガーが屈強で勧善懲悪のヒーローという役柄を初めて演じ、筋骨隆々の肉体とそれを存分に活かしたアクションを披露し、この作品で正義のアクションスターとしての地位を不動のものとした現在のアーノルド・シュワルツェネッガーのイメージを確立した作品の1つ。

 

こんなにも考える必要が無く、ただただ純粋に楽しめる作品があるだろうか。
重厚なストーリー、練りに練られた展開、複雑な人間関係、細かい心理描写。
そんなものはない、清々しいくらい一切ない。

シュワちゃんがその鍛え上げられた肉体をこれでもかと見せびらかし、これでもかと大暴れして躊躇なく爆破に大爆発。

 

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自分は色んなカテゴリーの映画を観てきた、これからも観るだろう。
しかし、こんなにも爽快で痛快な映画に出会うことは無いだろう。
情報過多な現代社会、考えることも多く、そんな生活に疲労感を感じる人も多いこの世の中。

 

そんなときはこの作品を観よう。
人間にはこういう、脳みそを空っぽにする時間が必要。
この作品は情報などという物は一切入ってこない、出てくるのは ”筋肉モリモリマッチョマンの変態” がただただ無双し相手をなぎ倒し、暴れまわる映像だ。(いつもは字幕で観るのだが、今作に関しては吹替も好き)

 

序盤のあらすじ

かつて精鋭コマンドー部隊の指揮官として名を馳せたジョン・メイトリックス(アーノルド・シュワルツェネッガー)は軍を退役し、愛娘・ジェニーと山荘での静かな生活を送っていた。

ある日、二人が暮らす山荘をメイトリックスのかつての上官、カービー将軍が訪れ、メイトリックスにコマンドーの元隊員たちが次々と殺害されていることを伝え、護衛として山荘に部下を残してゆく。

しかしカービーが去った直後、謎の武装集団が山荘を襲撃。

護衛たちは殺害されジェニーが連れ去られる。メイトリックスは必死に追跡を試みるが失敗し、彼もまた武装集団に拘束される。

犯人は、過去にコマンドー部隊の工作により失脚したバル・ベルデ共和国の独裁者、アリアスの一味で、その中にはメイトリックスのかつての部下で、一味に殺害されたはずのベネットも加わっていた。

引用:Wikipedia

 

1時間30分という映画としては短い時間の中で、視聴者のメンタルを回復してくれる素晴らしい作品。
乱暴な言い方かもしれないが、シュワちゃんが暴れていれば映画として成立してしまうのではないかと思わされるくらいだ。

 

あらゆるアクション要素を目いっぱい含んでいて、愛娘を救うという分かりやすい行動原理に、巻き込まれ型のヒロイン、相手役は元部下。
重火器の弾薬、火薬に制限など当然ないし要所要所でぶっこんで来るコミカルな台詞。

 

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勿論、考えさせられる映画や色んな事をあーだこーだ考えながら観る映画も凄く好みだ。
しかしそればかりでは疲れるし、重いテーマばかりだと気が滅入ることもある。
そんな時、この作品を1本観るだけでみるみるうちにスカッとしていく自分が居る。
理由は様々あるとは思うが、最近疲れたなと思う人は騙されたと思って今作を観てみてはどうだろう。

 

小ネタ

続編の計画があり、脚本も執筆されたのだがアーノルド・シュワルツェネッガーが興味を示さなかったのもあり幻となった。
1988年公開の『ダイ・ハード』はこの脚本を基に加筆修正を経て作られた作品で、尚且つ主役候補にアーノルド・シュワルツェネッガーの名があった。
2020年10月現在、関東地区のゴールデン時間帯で21回もの回数放送されている。

 

 

 

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