『ターミネーター2』感想・紹介・レビュー【不朽の名作】
ターミネーター2
1991年に公開されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。
監督・脚本・製作をジェームズ・キャメロンが務めた。
人類と機械の戦争が続く近未来からそれぞれの勢力が現代へと送り込んだ『ターミネーター』と戦争を回避しようと奮闘する人間たちが繰り広げる死闘を描いた作品。
出演
- アーノルド・シュワルツェネッガー
- リンダ・ハミルトン
- エドワード・ファーロング
- ロバート・パトリック
- ジョー・モートン
『ターミネーター』を知らないという人はまず居ないであろう。
金曜ロードショーを始めとしたテレビの映画枠でも、過去に14回ほど放送されていてそちらで観たことがあるという人も多いと思う。
ただ、だからこそ声を大にして言いたい。
この映画に限った話ではないがテレビ放送される場合の多くは、放送枠の関係で様々なシーンがカットされた状態で流される。
内容のカットされているものではなく、完全な本編を観てほしい。
勿論それがないと話が理解できないというわけでもない(物によってはあるけど)のだが、カットされているシーンがあるとないとでは、理解度も違うし人間関係やキャラクター同士のやり取りの解釈の仕方に差異が出てきてしまう。
『ターミネーター2』でカットされることが多いシーン
- T-800が革ジャン・革パン姿で酒場からハーレーを走らせる
- T-800が他人の笑い顔を見て真似る仕草をする
- T-800の頭部を調べる
- 地下室で武器類を運ぶ
- サラ・コナーの夢の中での核爆発前
こういったシーンがカットされている。
人によっては、別になくてもいいんじゃないの?と思うかもしれないが自分はそうは思わない。
どんなに些細で重要そうには見えないシーンだとしても意味が有り、製作陣の意図があるからこそ存在している。
だから個人的には、配信サイトやDVD/BDなどで完全な物を観てほしい。
序盤のあらすじ
1994〜95年のロサンゼルス。
10年前のサラ・コナーとターミネーターの死闘を知る者は無く、1997年8月29日に起こり得るスカイネットと人類間の核戦争「審判の日」を記憶するサラは、後にスカイネットを開発するサイバーダイン社への爆破未遂事件を起こした後、精神病患者として警察病院へ収監され、非人道的な拘束を受けていた。
サラとカイル・リースとの間に生まれた息子のジョンは養父母の下に引き取られていたが、最終戦争に備えるサラの偏った教育を受けたジョンは子供ながらにハッキングや武器の知識に精通している一方で、今では母の言動を与太話と断じながら非行に走る日々を送っていた。
ある日、時空を超えて再び2体のターミネーターが送り込まれる。
1体は10年前と同モデルのT-800・モデル101型、もう1体は変形自在の液体金属で構成された最新モデルT-1000型。
2体はそれぞれ共通の目標であるジョンを捜索し、ショッピングモールにいた彼をほぼ同時に発見する。
引用:Wikipedia
何度観たんだろう、何度観ても飽きる気がしない。
よく「最高の続編」という表現をされるが、それだけでは表現しきれないと思う。
前作である『ターミネーター』は今作が凄すぎるせいでその影に隠れてしまっているが、物凄く良く出来ているし、純粋に面白い。
そしてその『ターミネーター』でしっかりと、世界観と設定と作品の雰囲気を視聴者に理解させたところで今作に繋がっていく。
シリーズを1つの作品として捉えるのであれば、今作は『最高の展開』という表現が自分としては1番しっくりくる。
ロボットやAIの反乱を描いた作品は山のようにあるが、どんなに映像技術や撮影技術が向上したとしてもこの作品を超えるものは出ないのだろう。
単純なSF映画ではなく、作中のギミックも非常に凝っていて尚且つそれをきちんとエンターテインメントに落とし込んでいる。
どの時代、どの年齢で何回観ても純粋に楽しむことの出来る”不朽の名作”と言える。
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