『ショーシャンクの空に』感想・紹介・レビュー【ヒューマンドラマの傑作】
ショーシャンクの空に
1994年に公開されたアメリカ映画。
刑務所内の人間関係を通して、冤罪によって投獄された有能な銀行員が腐敗した刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていくヒューマン・ドラマ。
原作はスティーブン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース(Rita Hayworth and Shawshank Redemption)』
監督・脚本はフランク・ダラボンが務め、彼の初監督作品でもある。
原題を訳すと「The Shawshank Redemption=ショーシャンクの贖い」
出演
- ティム・ロビンス
- モーガン・フリーマン
- ボブ・ガントン
- ウィリアム・サドラー
- クランシー・ブラウン
最早、今更レビューする必要もないくらい有名でハリウッドヒューマンドラマの傑作。
カテゴリー関係なく洋画が好きという人で、観たことないという人はそこまで多くはないだろう。
この映画は何度観ても感慨深いものがあるし、観るたびに考えさせられ、様々な事を教えてくれるから内容をほぼ覚えていても定期的に観てしまう。
脱獄の様子を描いた作品は多々有り、この作品の脱獄自体のリアリティに関してはそこまででもないかもしれない。
しかし、希望を見失わない強さや慈愛の精神を含めた犯罪者を軸にした社会的メッセージ性の重厚さではこの作品に勝るものはないのではないだろうか。
序盤のあらすじ
1947年、若くして銀行副頭取を務める優秀な銀行員アンドリュー・デュフレーン (アンディ)は、妻とその愛人を射殺した罪に問われる。
無実を訴えるも終身刑の判決が下り、劣悪なショーシャンク刑務所への服役が決まる。ショーシャンクでは、長年服役する「調達屋」ことエリス・ボイド・レディング(レッド)が、もう何度目かとなる仮釈放の審査を受け、更生したことを訴えるがやはり却下される。
レッドが落胆し部屋を出ると、アンディを含む新しい受刑者達が護送されて来る。
アンディら新入り達はノートン所長とハドリー主任刑務官から脅しを含めたショーシャンク刑務所の紹介をされ、その晩に取り乱した一人の新人受刑者がハドリーから過剰暴力を受けて死んでしまう。
引用:Wikipedia
何を言ってるんだ、そりゃそうだろと思う人が多いかもしれないが、観終わった瞬間「あー、映画というものを観た・・・」と毎回思ってしまう。
記事にしている時点できちんと言葉にするべきなのだろうけど、観るたびに言葉なんかでは言い表す事のできない気持ちになる。
作品的な素晴らしさも勿論の事、俳優陣の表情や演技が更に作品を良い物に昇華させている。
特に回想シーンでナレーションを務めたモーガン・フリーマンが素晴らしく他作品で演じることの多い、酸いも甘いも知る何処か達観しているような役柄というよりも、あの状況に置かれた人間の精神状態の真理とも言うべきか、「不完全さ」「弱さ」みたいなものをしっかりと表現しきっていた。
今まで何回視聴したか分からないが、これからもまだまだ回数が増えるんだろうなぁ。
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