『エンド・オブ・ホワイトハウス』感想・紹介・レビュー【アメリカ万歳ノンストップアクション】
エンド・オブ・ホワイトハウス
2013年のアメリカ合衆国のアクション映画。
ホワイトハウスが北朝鮮のテロリストに占拠され、アメリカ合衆国大統領が人質にとられたという設定で描くアクション・スリラー映画。
アントワーン・フークワ監督、ジェラルド・バトラー主演・製作。
出演
- ジェラルド・バトラー
- アーロン・エッカート
- モーガン・フリーマン
- アンジェラ・バセット
- リック・ユーン
タイトルから察することが出来るが、この手の作品のご多分に漏れることのないザルもザルなセキュリティにお決まりの裏切り無能な上層部と考えなくてもツッコミどころ満載。
しかし、この作品はそんなことを考える必要はないわけで。
冒頭の導入を過ぎればノンストップアクション。
ジェラルド・バトラーがランボー、ダイハードを彷彿させるようなガンアクションに体術、アメリカ万歳な展開。
内容度外視で頭空っぽにして観るとスカッとする最高の娯楽に仕上がっている。
序盤のあらすじ
シークレット・サービスとしてアメリカ合衆国大統領一家の警護任務を帯びていたマイク・バニングは、クリスマスの吹雪の中を走行する大統領専用車の護衛の任に就いていた。
しかし不慮の事故によって、大統領夫人を死なせてしまう。
それから1年半後、夫人の命を守れなかった責任を一人で抱え、バニングは自ら現場任務から退き、財務省でのデスクワークへと異動していた。アメリカ独立記念日の翌日の7月5日、韓国の首相が渡米した。
会談の最中、国籍不明のAC-130がワシントンD.C.が上空に侵入する。引用:Wikipedia
この作品に携わっている人全てが、この手の作品を好む人が何を求めていて、何を無駄だと思っているかを完全に把握して作っていると思える程吹っ切った出来。
そしてそれを可能にしているのが、ハイレベルな格闘含めたアクションシーンと実写と見間違うレベルのCG。
流石にホワイトハウスで撮影しているとは思わなかったが、そう思って観ても遜色のない出来にちょっと驚いた。
技術的な面でもそうだが、キャラ設定も分かりやすく吹っ切れていて良い。
主人公のマイク・バニングは無敵も無敵、渋さも感じさせる格好良さ。
そして敵役は徹底的に悪役を貫き通していて素晴らしい。
こういう分かりやすさ重視のアクション映画でも、敵役の過去とかに無駄な設定を放り込んでくるものもあるが今作は一切ない。
まさしく王道中の王道を貫き通した「アクション映画」だ。
↓↓無料体験はこちら↓↓