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『ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記』感想・紹介・レビュー【歴史探訪エンターテインメント】

ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記

ナショナル・トレジャー2/リンカーン暗殺者の日記 (吹替版)

 

2007年に公開されたアメリカ合衆国のアクションアドベンチャー映画。
監督をジョン・タートルトーブ、脚本をザ・ウィバーリーズが務めた。

出演
  • ニコラス・ケイジ
  • ダイアン・クルーガー
  • ジャスティン・バーサー
  • ジョン・ヴォイト
  • ハーヴェイ・カイテル
  • ヘレン・ミレン
  • エド・ハリス
  • ブルース・グリーンウッド

 

2004年に公開された『ナショナル・トレジャー』の続編。
前作同様に今作も歴史的な建造物で撮影を行っているだけあって、それらを観るだけであたかも自分が歴史探訪しているような気分にさせてくれる映画。

撮影に使われた歴史的建造物
  • アメリカ合衆国議会議事堂
  • アメリカ議会図書館
  • リンカーン記念館
  • ホワイトハウス
  • ラシュモア山
  • エッフェル塔
  • ビッグ・ベン
  • フォード劇場
  • バッキンガム宮殿
  • メリーランド大学カレッジパーク校
  • マウントバーノン
  • 自由の女神像

 

この作品に限った話ではないが、普段は中々見ることが出来ないのもあって目から感じる刺激も多くて楽しめる。
伝わるかは分からないが、特殊な意味での感情移入も出来ると言えばいいのだろうか

 

作品の内容的には、1作目と比較すると展開のさせ方は若干大味になったような気もするが、前作と主要メンバーを変えなかったのもあり前作を観ていればすんなりと作品の世界に入ることが出来るのは良い。

 

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そして個人的に前作より好印象なのが敵役の設定。
前作よりも行動原理が明確でいて、しっかりと敵役らしく冷酷さも有りアクションも激しめ。
前作から様々な部分でグレードアップしつつも、良かった点である小気味いいテンポで繰り広げられるコミカルなやり取りに難解になることのない丁度いいバランスの謎解き。

 

このシリーズは傑作、みたいなタイプの映画ではないかもしれないが丁寧にきちんと作られているので安心感をもって観ることが出来る。

 

序盤のあらすじ

歴史学者ベンのもとに古美術商のウィルキンソンが訪れる。

彼がベンに見せたのはリンカーン大統領暗殺事件の犯人ジョン・ウィルクス・ブースの日記の失われた18ページだった。

そこにはベンの祖先が暗殺事件に関与していたという記録が残っていた。

ベンは、歴史的な遺産に隠された数々の暗号を解読しながら、一族にきせられた汚名をそそぐべく真相の究明に奔走する。

引用:Wikipedia

 

少しずつ謎を紐解いていくってのは史実を知っていても、観ていて気持ちが良い。
作風的にも暗くなったりシリアスになり過ぎるようなこともないし、各俳優陣の魅力も存分に発揮されている。

 

そして少しずつ紐解かれていく謎とは対照的に、展開とともに高まる緊張感。
綺麗に謎が解けた時のカタルシスもあり、丁度いい塩梅で要所要所にコミカルなセリフがあることによってガス抜きも出来ている。

 

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家族で観て、子供と「あれはこうなんじゃない?」「いや違う、こうだって」みたいになんやかんや話しながら観るのも物凄くオススメしたい、ディズニーとハリウッドの良いとこどりエンターテインメント。

 

 

 

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