『バンク・ジョブ』感想・紹介・レビュー【銀行強盗事件の真実】
バンク・ジョブ
2008年公開のイギリス制作のクライムサスペンス映画。
1971年にロンドンで実際に起こった銀行強盗事件「Baker Street robbery」(「ウォーキートーキー強盗」とも言われている)をモデルにしている。
出演
- ジェイソン・ステイサム
- サフロン・バロウズ
- スティーブン・キャンベル・ムーア
- ダニエル・メイズ
- ジェームズ・フォークナー
実際に起こったこの事件から沸きあがった、都市伝説の真相はいかに的な作品。
この強盗に遭った金庫には
「この事件をシャーロック・ホームズがどう解くか、とくと拝見しよう」
というメッセージがあったというような逸話もある有名な事件。
実話ベースの作品ではあるが、万人向けに寄せたのか作りは割とライトに作られていて、リアリティさという意味では物足りなさを感じるかもしれない。
ほとんどの人がアクション俳優のイメージであろう、ジェイソン・ステイサムが主演だからというのもあるのかもしれない。
序盤のあらすじ
テリーはかつて裏社会に身を置いていたが、妻子3人のために足を洗い、現在は中古車店を経営していた。
もっとも経営は順調とは言えず、ギャングの高利貸しに嫌がらせを受けていた。
そこに旧知のモデルのマルティーヌが、警報装置の交換を行う銀行の地下貸金庫を襲おうという話をもってきた。
貸金庫には隠し資産などの人に知られてはならない物ばかりなので被害届も出しにくいという。
そしてテリーは友人ら5人を誘い、計画を練る。引用:Wikipedia
個人的には必要ないような気がしたが、最後の最後でジェイソン・ステイサム主演ということもあってか、ファンサービスなのか少しアクションシーンがある。
終盤までライトな作りではあるが実際にあった事件を題材にしてる訳だから、無いまま突っ走っても良かったようなと思った。
ただ、あくまで事件の事を知っている前提にはなるが、この作品の展開の仕方はノンフィクションとフィクションをバランスよく織り交ぜながら、テンポよく進められていて良いエンターテインメント作品だと思う。
逆に予備知識が無いと、全員とは言わないがある程度の人が展開に違和感があったり、納得しにくいことが多々出てきてしまうかもしれないので、観る事があればさわりだけでも知っておくと良いかもしれない。
↓↓Prime Video無料体験はこちら↓↓