『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』感想・紹介・レビュー【大人気シリーズのスピンオフ】
ワイルド・スピード/スーパーコンボ
2019年制作のアメリカ合衆国のカーアクション映画。
監督は『デッドプール2』や『アトミック・ブロンド』のデヴィッド・リーチ。
ワイルド・スピードシリーズ初のスピンオフ長編映画で、シリーズ第8作目から2年後を舞台に、ドウェイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスとジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウを主人公に描く。
出演
- ドウェイン・ジョンソン
- ジェイソン・ステイサム
- イドリス・エルバ
- ヴァネッサ・カービー
- ヘレン・ミレン
この作品の評価や感想で「ワイルド・スピードじゃない」とか「シリーズとして劣化した」と言った物をよく見る。
しかし、そもそもこの作品は「スピンオフ作品」なのでそういう観方は個人的に間違っているんじゃないかと思ってしまう。
なので、この映画を観る時は「ワイルド・スピード」ではなく「アクション映画」として観る事をオススメする。
ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムがド派手にコメディ要素含みつつ肉体美満載の格闘シーンを演じているだけで、エンターテインメントとしては十分面白い。
序盤のあらすじ
イギリス・ロンドンのとある場所で殺人ウイルス「スノーフレーク」を積んだテロ組織のトラックをMI6の部隊が襲撃。
ウイルスを確保しようとするも、ブリクストン率いる科学テロ組織「エティオン」の一団が現れ部隊を一掃する。
部隊の1人ハッティ・ショウは、ブリクストンらの手にウイルスが渡るのを阻止するためウイルスを自身の体内に注入しその場から逃走する。
ウイルスを逃したブリクストンは情報操作によってハッティを部隊を裏切ったテロリストに仕立て上げたのであった。
英米両政府は、元アメリカ外交保安部(DSS)の捜査官ルーク・ホブスと、ハッティの兄で元イギリス軍特殊部隊員・元MI6エージェントのデッカード・ショウにハッティの保護を依頼。
かつて敵同士であった経緯から協力関係を結ぶことを拒否した2人は単独で行動するも、ホブスがハッティの身柄を確保したことで再び合流。
引用:Wikipedia
全視聴者だけでなく、作品内のキャラクターにまで相性最悪と言われるホブスとショウのお互いをナチュラルにディスるやり取りは、本人たちは本気なんだろうけど観てると言ってることがメチャクチャなんだけど、合ってるから笑っちゃう。
こういう、言ってしまえば下品なやり取りは「ワイルド・スピード」初期からあって、コミカルではあるんだけど何だかんだお互いへのリスペクトがあるんだろうなぁと思わされる。
ただ、冒頭でああいう風には書いたが「ワイルド・スピード」シリーズを好きな人ほど、「アクション映画」として十分面白いにも関わらず評価を高くしにくいのは痛いほど理解できる。
正直「ワイルド・スピード」を冠することなく新作として発表した方が良かったのではと思ってしまう自分も居る。
もしかしたらシリーズを観たことが無いけど、アクションは好きって人が1番純粋に楽しめるのかもしれない。
勿論、頭空っぽにして見る映画として十分楽しめる物には仕上がっているという事だけはお伝えしたい。
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