洋画な日常

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『ワイルド・スピード EURO MISSION』感想・紹介・レビュー【ファミリーの物語】

ワイルド・スピード EURO MISSION

ワイルド・スピード EURO MISSION (字幕版)

 

2013年公開のアメリカ合衆国のカーアクション映画
『ワイルド・スピード』シリーズ第6作。

シリーズの時系列的には、第3作である『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』と『ワイルド・スピード SKY MISSION』の間の出来事。
ミッドクレジットシーンにて『X3 TOKYO DRIFT』のシーンが別視点で描かれる。

出演
  • ヴィン・ディーゼル
  • ポール・ウォーカー
  • ドウェイン・ジョンソン
  • ミシェル・ロドリゲス
  • ジョーダナ・ブリュースター
  • タイリース・ギブソン
  • クリス・”リュダクリス”・ブリッジス
  • サン・カン
  • ガル・ガドット

 

この作品は冒頭にある通り、3作目の『X3 TOKYO DRIFT』に繋がる話になっている為、元は番外編的扱いだった3作目が一応本編扱いになったと捉えて問題はないだろう。

 

相変わらずこの『ワイルド・スピード』シリーズは冒頭から観てる側を完全に引き込んでくれる。
ドムとオコナーの真剣なレースから始まったのかと思いきや・・・
最初の時点で完全に作品の中に放り込まれた感覚になれる。

 

OPもシリーズを通して観ている人であれば、あんなシーンあったなこんなシーンあったなと思いを馳せながら観ることが出来、そのころにはどっぷりと沼に浸かっている。

 

シリーズ全てに言えるが、ストーリー展開だったり設定だったり細かい部分で変化はあるが、基本的な流れやテーマは変わらず「家族愛」「カーアクション」を貫いているのも魅力の大きな1つなのだろう。

 

シリーズを追うごとに、変わってしまってあの頃の『ワイルド・スピード』は何処に行った?的な評価を観る事も少なくはない。

 

言おうとしてることが全く分からない訳ではないが、シリーズとしてスケールが大きくなりつつも、エンターテインメント作品として面白さが一定のライン以上を常に上回っていると個人的には思うので十分楽しめるし、人にオススメ出来る。

 

 序盤のあらすじ
ドミニク・トレットは元警察官である新たな恋人エレナ・ネベスと、ブライアン・オコナーは妻ミアとの間に生まれた息子ジャックと共に、山分けした大金で手に入れた自由で静かな生活を送っていた。

 

そんなある日、モスクワにて軍隊が襲撃され、何億円もの価値をもつチップを奪われる事件が発生する。

元英国特殊部隊のオーウェン・ショウ率いるヨーロッパを拠点に大きな犯行を繰り返す国際的犯罪組織が関わっており、かねてより組織を追跡していたアメリカ外交保安部(DSS)捜査官ルーク・ホブスは、組織壊滅の協力を要請するためドミニクを訪ねる。

引用:Wikipedia

 

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シリーズものの「コンセプト」って難しい。
確かにこのシリーズのここ最近(『MegaMax』くらい)の中身を観るといわゆるハリウッドアクション大作という雰囲気が出てきている。

 

かと言って1作目のころにあった、ストリートレースやファミリーの信頼関係や愛情、友情がなくなっている訳でもない。
ローマンを中心に様々なタイミングで訪れるコミカルなシーンも相変わらずクスッとさせてくれる。

 

元々あったコンセプトにエンターテインメント的要素を追加していって、より映像作品として万人が面白いと思えるものに仕上がっているとは思うが、少しの変化だとしてもその変化を拒みたくなる気持ちも分かるには分かるが。

 

個人的にはもうここまでやったんだし、ドムファミリーが次はどんなことをしてくれるんだろうという楽しみがあるから、どんどん突っ走って欲しいと思うが少数派なのだろうか。

 

 

 

 

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