『ワイルド・スピード ICE BREAK』感想・紹介・レビュー【ファミリーとの絆】
ワイルド・スピード ICE BREAK
2017年公開のアメリカ合衆国のカーアクション映画。
ワイルド・スピード第8作目で、シリーズ最終章としての製作が予定されている3部作の1作目となる。
出演
- ヴィン・ディーゼル
- ドウェイン・ジョンソン
- ジェイソン・ステイサム
- ミシェル・ロドリゲス
- タイリース・ギブソン
- クリス・ブリッジス
『ワイルド・スピード』という看板に恥じない、ちょっとしたストーリーの粗などは気にさせない派手なカーアクション、派手な演出、大規模な仕掛け、キャストのキレキレのアクションと肉体美で相変わらず時間を忘れる面白さ。
前作の撮影中に事故によって亡くなった、ポール・ウォーカー演じるブライアンの枠をどうするのかと思っていたが、代役を立てるようなことはせずにドムを始めとする「ファミリー」で埋める形を取っていてシリーズファンとしては好感を持った。
シリーズが進むごとに脱線していってしまって面白さが減っている、という声も聞くがワイルド・スピードシリーズをただの「カーアクション映画」として見てしまうとそういう意見が出てしまうのかもしれない。
個人的にはカーアクションに主軸をおいた「ファミリーとの絆」を描いた作品だと思っているので脱線してるとか、面白さが減っているとは思わなかった。
規模がどんどん大きくなるとは思ったけど。
序盤のあらすじ
キューバ・ハバナでハネムーン代わりのバカンスをレティと楽しんでいたドミニクはラルドから車を賭けたレースを挑まれ、最終的に車を炎上の末に海に沈没させることになるものの勝利と敬意を得る。
それから暫く経ったある日、ドミニクはサイファーと名乗る女性と出会い、彼女から自分の部下になるよう申し込まれる。
最初応じる気はないドミニクだったが、彼女にスマートフォンの「ある写真」を見せられると表情が一変する。一方で、娘のサッカーチームの監督をしていたホブスにも外交保安部から、ドイツ・ベルリンの反体制派の武器商人たちによって奪われた大量破壊兵器とみなされる電磁パルス砲を独力で取り戻す極秘任務が入る。
引用:Wikipedia
冒頭でも若干触れたがワイルド・スピードシリーズの他作品と比べるとカーアクション要素が少な目なのは否めない。(面白さが減ったとは思わないが)
しかし、相も変わらず「それ、なんでそうなっちゃうの」的な展開は多々あるが、そんな事を気にするのが馬鹿馬鹿しいくらいの迫力とスピード感溢れる展開にいつの間にかラストになっている。
詳細は控えるがラストシーンも実にワイルド・スピードらしい演出で1作目から見てる自分としては、前作のラスト同様グッときてしまった。
シリーズ最終章の1作目と聞くと正直寂しい気持ちになるが、最後の最後まで見続けたいと思える面白いシリーズだ。
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