『ボーン・アルティメイタム』感想・紹介・レビュー【ジェイソン・ボーンとは】
ボーン・アルティメイタム
2007年のアメリカ映画。
記憶を失った暗殺者ジェイソン・ボーン(Jason Bourne)を主人公としたサスペンス・アクション映画「ボーンシリーズ」の3作目であり、原作はロバート・ラドラムの『最後の暗殺者』
題名のアルティメイタムとは「最後通牒」のこと。
出演
- マット・デイモン
- ジョアン・アレン
- ジュリア・スタイルズ
- デヴィッド・ストラザーン
- スコット・グレン
「純粋なボーンシリーズ」としては、最終作となる今作。
1,2作目も含め、純粋なスパイ映画や純粋なアクション映画では満足出来ない、そんな欲張りな人が観ても満足に至る作品となっている。
マット・デイモンの相手役の卓越したアクションもさることながら、スピード、スリル、リアリティを感じさせてくれるカメラワークに演出。
どの場面を切り取っても、類似映画とは異なりながらも寄せ付けない魅力満載。
「ジェイソン・ボーン」が「ジェイソン・ボーン」たる理由を知る最終作となっている。
序盤のあらすじ
アメリカ合衆国の秘密プロジェクトとして、CIAが主宰した人間兵器作成計画「トレッド・ストーン作戦」の第1号として世へ送り出されたジェイソン・ボーンは、ある任務をきっかけに記憶を喪失してしまい、図らずも所属元のCIAから追われる。
ボーンは記憶を取り戻す旅を続けながら、CIAと戦い、現場責任者であったコンクリンを追い詰めて恫喝して去る。
しかし総責任者のアボットはコンクリンを暗殺、全ての責任を彼へ被せ「トレッド・ストーン作戦」を中止した。
そして新たなプランとして「ブラックブライアー作戦」を開始する。
しかし、イギリスの新聞記者サイモン・ロスが闇に葬られたはずの「トレッドストーン作戦」の存在を嗅ぎつけ内容を世間に暴露しようとする。
引用:Wikipedia
この作品で1,2作目の伏線も綺麗に回収され、変な違和感等残ることなく観終わることが出来ると思う。
途中でダレることなく、テンポよく進む作りも相変わらずで素晴らしい。
自分の「記憶」「過去」を追っているボーンが、その「記憶」「過去」を知るごとに苦悩する姿に感情移入してしまう人も少なくないのではないだろうか。
冒頭で「純粋なボーンシリーズ」と言ったが
『ボーン・レガシー』(2012年)
『ジェイソン・ボーン』(2016年)
が存在する。
原作者が異なったりと色々相違点がある為、この作品でボーンシリーズは一応完結していると考えていいと思う。
賛否両論あるとは思うが上記2作品も観て損はない作りになっているので機会があったら観る事をオススメする。
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