『ボーン・スプレマシー』感想・紹介・レビュー【ボーンの人間らしさ】
ボーン・スプレマシー
2004年公開のアメリカ映画。
『ボーン・アイデンティティー』の続編、ロバート・ラドラムのベストセラーとなったスパイ・スリラー小説『殺戮のオデッセイ』の映画化作品。
出演
- マット・デイモン
- フランカ・ポテンテ
- ジョアン・アレン
- クリス・クーパー
- ジュリア・スタイルズ
シリーズ2作目となる今作。
1作目「ボーン・アイデンティティー」を観てからこちらを観る事を強くオススメする。
前作から徐々に明らかになる「ジェイソン・ボーン」という1人の人間を、良く練られたストーリー、演出で知ることが出来るからだ。
前作との大きな違いとしては、一方的に追われ続ける展開ではないのもあって次々と現れる刺客をバッタバッタとなぎ倒すと言う爽快感は少な目。
しかし、随所に散りばめられた「ボーン」の調査能力、何も考えずに観て居られるカーアクションは健在。
序盤のあらすじ
CIAのパメラ・ランディは、ドイツ・ベルリンである事件の調査を行っていたが、何者かの襲撃を受け、調査チームの一人が死亡する。
時を同じくして、人目を避けインドのゴアで暮らしていたジェイソン・ボーンと恋人のマリーに刺客が迫り、マリーはボーンの身代わりに射殺されてしまう。
ボーンはCIAが自分を始末しようとしていると推測し、マリーの復讐を決意する。
CIAのパメラは現場に残されたボーンの指紋から襲撃犯はボーンだと考えボーンを追う。
そしてベルリンとモスクワを舞台に、次第に「トレッドストーン計画」に隠された真実が明らかになっていく。
引用:Wikipedia
咄嗟の判断能力、強靭な肉体、先手を打つ事の出来る頭脳等、一見すると完全無欠に
思えるボーン。
しかし、今作は時より見せる切ない表情、自身の過去に苦悩する姿だったりと「ジェイソン・ボーン」の人間らしい部分を見る事も出来る。
終盤に向かうにつれ、元々持っていたのであろう不器用で優しさ溢れる人間性。
シリーズを追う毎に
ボーンを知り
ボーンを好きになり
ボーンと言う人間を更に知りたくなる。
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