『フォーカス』感想・紹介・レビュー【クールでスタイリッシュ】
フォーカス
2015年にアメリカ合衆国で製作されたロマンティックコメディ・ドラマ映画。
グレン・フィカーラとジョン・レクアが監督・脚本を務めた。
出演
- ウィル・スミス
- マーゴット・ロビー
- ロドリゴ・サントロ
- ジェラルド・マクレイニー
- B・D・ウォン
- エイドリアン・マルティネス
- ロバート・テイラー
最近ではウィル・スミス主演にしては珍しくアクション要素のない映画。
天才詐欺師とその弟子をメインにストーリーが展開していく。
この作品に限らず「詐欺師」をテーマにした作品は多く存在する。
その中でも今作は詐欺の手口や仕掛け、技術的な部分は、こういった映画を見慣れている人であれば先読みが出来てしまうしその辺りがきちんと作られているか?というと首を縦に振りづらい。
逆に言えばクールでスタイリッシュな演出が好みであればサクッと観れる点は評価できる点かもしれない。
序盤のあらすじ
犯罪グループのリーダーであり自身も凄腕の詐欺師であるニッキーは、その大胆な手口で次々と大金を手にしていた。
そんなある日、彼は女詐欺師のジェスと出会う。
ジェスはニッキーを騙そうと近づいたが、彼の詐欺のテクニックに魅了されてしまい、グループの一員となることを決意する。
その後、ジェスはグループの一員として活動していくうちに、瞬く間に詐欺のテクニックを身につけていく。
一方ニッキーは、そんな彼女と行動を共にしていくうちに、次第に彼女と惹かれあっていくのを感じていた。
ところがニッキーはとある大きな仕事が終わった後、ジェスの前から姿を消してしまうのであった。
引用:Wikipedia
見やすい映画ではあるが、登場人物のキャラ設定が浅いせいなのかどうしても世界観に入り込みにくい。
色を出そうとしてる節は見えなくもないが、もう少しキャラを作り上げるなり、掘り下げた方が話自体にも深みと重みが増して良かったのではと思ってしまった。
話の展開自体はあっさりとスピーディーに分かりやすく進むので、考えず最後まで観て騙されておけばいい作品かもしれない。
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