『オーシャンズ12』感想・紹介・レビュー【オールスターにライバル登場】
オーシャンズ12
2004年公開のアメリカ映画。
2001年に公開された『オーシャンズ11』の続編でシリーズ2作目となる。
出演
- ジョージ・クルーニー
- ブラッド・ピット
- ジュリア・ロバーツ
- キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
- マット・デイモン
- アンディ・ガルシア
- ドン・チードル
- バーニー・マック
- ヴァンサン・カッセル
- ケイシー・アフレック
- スコット・カーン
- エリオット・グールド
- カール・ライナー
- エディ・ジェイミソン
- チン・シャオポー
前作のオーシャンズ11がエンターテインメント性に振り切った頭を空っぽにして見る映画だったが、そこから少し捻りや伏線等を散りばめる事を意識して作られた印象のある今作。
勿論、豪華キャストが爽快に面白くも格好良く演出されている点は前作と変わらない。
ただ人によっては前述した「捻り」「伏線」のせいで分かりづらく感じるかもしれない。
そう感じた人にはぜひ2度3度見て貰えれば良さが分かると思う。(初めて見る人に複数回見てくれと言うのもどうかとは思うが・・・)
1度目の視聴で分からずとも、2度3度目の視聴を通じて自分の頭の中でストーリーが繋がった時の高揚感とその隠し方、散りばめ方への感動は感じられるだろう。
今作は前作にはなかったライバル出現で、じっくりと盗みの過程を見せるのとは異なるアプローチになっているのが不満コメントを増やしている可能性もあるが、これはこれで一つの選択肢としてはアリかなと個人的には思った。
序盤のあらすじ
舞台はダニー・オーシャンとその仲間たちが、テリー・ベネディクトのカジノから1億6千万ドル(およそ200億円)の大金を盗み出すことに成功してから数年後。
オーシャンは、テスとの再婚を果たして幸福な生活を送り、またラスティはホテル業界に参入するなど、各々が自由気ままな生活を送っていた。
しかし、そんなメンバー1人1人の面前に突如ベネディクトが現れる。
ベネディクトは、2週間以内に盗んだ1億6千万ドルに利子を付けて返すよう迫る。オーシャンたちは使ってしまった金や利子の分を埋めるため、再び全員で仕事をすることを決意するが、前回のカジノ強盗によりアメリカ本土では動きづらくなっていた。
そこで舞台をヨーロッパに移す。
引用:Wikipedia
「オーシャンズ」を存分に感じさせてくれる軽快なミュージック、テンポの良いストーリー展開は前作と比較しても劣ってはいない。
続編と名の付くものはどうしても前作と比較され、「劣化した」「前作の方が面白い」と言われてしまうことが多いのだが、この映画は良い意味で期待を裏切ってくれた。
伏線の種明かしがラストにあり、後付け感と言うか都合がよすぎるような?とも思うが上手くまとめている。プロットや背景、設定の整合性が気になる人は向かないかも知れないが、豪華なキャスト、爽快痛快な演出すべてがセクシーでありスタイリッシュさを感じさせてくれる。
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