洋画な日常

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『コンテイジョン』感想・紹介・レビュー【パンデミック後の世界とは】

コンテイジョン

コンテイジョン (字幕版)

2011年のアメリカ合衆国のスリラー映画
高い確率で死をもたらす感染症の脅威とパニックを描く。
キャッチコピー「【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。」

出演
  • マリオン・コティヤール
  • マット・デイモン
  • ローレンス・フィッシュバーン
  • ジュード・ロウ
  • グウィネス・パルトロー
  • ケイト・ウィンスレット

 

この作品だけではなく1995年公開の『アウトブレイク』などにも言えることだが、2019年末から始まった「新型コロナウイルス感染症”COVID-19”」により、様々な事が変化していっている今だからこそ観るべき映画かもしれない。

 

↓『アウトブレイク』の記事はこちら↓

 

ネット上でのデマや陰謀論の拡散、買い占めや都市封鎖、感染者の対応をしている医療従事者の感染や伝染、無症状患者が感染を広げる可能性といった実際現実に起きている(起きた)ことなどが作中で描かれていて、この作品を作りに当たって行われた考証や予測の正確さも物凄く評価出来る点ではないだろうか。

 

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パンデミックからの世界の環境と、人々の変化を淡々と描いているせいか地味に見えてしまうかもしれないが、俳優陣の熱演も相まってリアリティに溢れた不気味さや多種多様な恐怖が手に取る様に伝わってくる。

 

序盤のあらすじ

香港での所用を済ませたベス・エムホフは元恋人と関係を持つためにシカゴに立ち寄った2日後、ミネアポリス郊外の自宅でベスがけいれんを起こし意識を失う。

ベスの夫ミッチ・エムホフは慌てて病院に運ぶが、ベスは死因不明で病死する。
ミッチが自宅に戻ると継子のクラークがそっくりな症状で死んでいる。

ミッチは隔離されるが、正体不明の病気に免疫があることが判明し、解放される。
自宅では10代の娘ジョリーが待っている。

アトランタではDHSの職員らがCDCのエリス・チーヴァーに会い、この病気がサンクスギビングの休みを狙った生物兵器によるテロではないかとの懸念を伝える。

引用:Wikipedia

 

 

パンデミック物の場合、ある特定の個人視点で描かれることが多い。
しかしこの作品の場合、様々な立場と環境にある複数の人の視点で物語が進行する為、その置かれた状況毎の怖さがしっかりと伝わってくる。

 

創作物の中の事を真に受けろとは言わないが、1つの予備知識として観るのもアリだと思う。

 

現実世界が、この作品の展開を追っているように感じるが同じような状況にならないことを切に願うとともに、「正しい知識」を個人個人持つことの重要さを改めて実感した作品だった。

 

 

 

 

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