洋画な日常

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『ブレインゲーム』感想・紹介・レビュー【重厚なサスペンス】

ブレインゲーム

ブレイン・ゲーム(字幕版)

 

2015年に公開されたアメリカ合衆国のサスペンススリラー映画
監督はアフォンソ・ポヤルト(英語版、主演はアンソニーホプキンスが務めた。

出演
  • アンソニー・ホプキンス
  • コリン・ファレル
  • ジェフリー・ディーン・モーガン
  • アビー・コーニッシュ

 

この映画には「深い感動」「派手なアクション」が有るわけではない。
しかし、滑稽な演出になることもなく、話が破綻することなく、終始一定の緊張感を味わい続けることのできる良質な作品に仕上がっていると思う。

 

アンソニーホプキンスを始め、キャストの醸し出す雰囲気や表情がこの作品の良さに拍車を掛けている。
無駄な演出、無駄なシーン、無駄なセリフが一切ない

 

序盤のあらすじ

娘が亡くなってからというもの、超能力者のジョン・クランシーは世間との関わりを断って生きていた。

そんなある日、旧友のFBI捜査官、ジョー・メリウェザーがジョンの元を訪ねてきた。

ジョンの力を使って連続殺人犯を逮捕しようというのである。

最初は断るつもりでいたジョンだったが、ジョーの熱意に心を動かされ、捜査に協力することにした。

ジョーの相棒であるキャサリン・コウルズは超能力の存在に懐疑的だったが、ジョンと接していく中で考えを改めていった。

引用:Wikipedia

 

 

話の展開に従って犯人の動機も明らかになっていくのだが、人によっては中盤辺りで結末を予想で来てしまう人がいるかもしれない。
だがこの作品は仮に予想できたとしても最後の最後まで見入る事が出来ると思う。

 

主人公に関する伏線もしっかりと回収されているし、ハリウッド映画としては低予算と言われていたが、所々で使われている特殊効果や音楽も凝っていたのであまりそういったチープさを感じることは少なかった。

 

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何より圧巻はアンソニー・ホプキンスだろう。
色々な種類の作品に出演しているが、サスペンス・スリラー系統における彼の存在感は格別なものがある。

この類いの作品は刺激的なシーンがよく使われているが、沈黙し思索する彼の絶妙な表情と醸し出す雰囲気はそれに劣らない物を感じる。

 

暗く、重めのテーマのわりにインパクトが弱いと感じてしまう人も居るかもしれないが、重厚なサスペンスを観たい人には強くオススメする。

 

 

 

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