『ジャック・リーチャー Never Go Back』感想・紹介・レビュー【勧善懲悪】
ジャック・リーチャー Never Go Back
2016年製作のアメリカ合衆国のアクション映画。
リー・チャイルド原作の小説「ジャック・リーチャー」シリーズを実写映画化した「アウトロー」の続編。
トム・クルーズは前作に続いて主演・製作、監督は「ラストサムライ」でも組んだエドワード・ズウィックが務めた。
出演
- トム・クルーズ
- コビー・スマルダーズ
- ダニカ・ヤロシュ
- ロバート・ネッパー
- オルディス・ホッジ
- ホルト・マッキャラニー
- ロバート・ネッパー
- ジェシカ・ストループ
前作「アウトロー」とは少し展開の仕方が異なっていて、巻き込まれ逃げながらも敵を追い詰めていくと言った感じで話が進む。
そして前作よりもアクションに振った仕上がり。
そういった意味では、前作を観てアクション要素が足りなくて満足できなかった人には2作目の方が向いているかもしれない。
一応シリーズではあるが、ストーリーが繋がっているわけではないので前作を観ていなくても問題ない点も良。
勿論、前作から観ていれば”ジャック・リーチャー”という人間がどういう人間かというのを理解出来るので、話の展開や行動、言葉に納得感を持って観る事が出来ると思う。
大きな要素も一つ加えられていて、それによって前作ではあまり描かれていなかったリーチャーの人間味を垣間見ることが出来る。
序盤のあらすじ
アメリカ・テキサス州のとあるバーで暴行事件が起きる。
駆け付けたウッド保安官たちによって一人の男が逮捕される。
ところが男は後ろ手に手錠で拘束されながらも、
「これから90秒の間に2つのことが起きる。
その1 あそこの電話が鳴る。
その2 お前が手錠を掛けられて拘置所に送られる」
とウッド保安官たちに向けて言い放つ。
愉快な予言に笑っていたウッド保安官たちだが、間もなく男の言う通りバーにある公衆電話が鳴り響く。
引用:Wikipedia
もしかしたら冒頭でも述べた加えられた要素が故に少しストレス的な物を感じてしまう人がいるかもしれない。
ただ、「続編」と言われるものは失敗に終わることの方が多いが、今作は十分楽しめる作品になっている。
相手方もスケールアップしているし、前作と比較すればアクションも豊富でサスペンス的な展開も盛りこめている。
トム・クルーズの映画を観たことがあって且つ面白いと感じる人なら、見て損はないだろう。
続編があるのかは現時点では不明だがあったとしても、この作品を最後にトム・クルーズは出演しない事を、原作者のリー・チャイルドが明かしている。
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